ビジネス

「メリット」と「ベネフィット」

あなたの商品が売れるか、
それとも売れないかは、

相手に「ベネフィット」が
伝わっているかどうかに
大きく左右されます。



しかし、
「メリット」と「ベネフィット」を
明確に区別できている人は少ないです。

逆に言うと、
「メリット」と「ベネフィット」の
区別ができている人は、
ビジネスがうまくいっている

とも言えてしまいます!

多くの人が「メリット」だけを
相手に伝えようとします。

しかしながら、
「メリット」だけでは、相手の心を動かし
行動(購入)してもらうことはできません。



「メリット」と「ベネフィット」は、
似て非なる物なのです。





今日はこの違いについて、
詳しく解説してみます。




「メリット」と「ベネフィット」の違い

簡単に一言で言うと


「メリット」:商品の特徴
「ベネフィット」:「メリット」によってもたらさられ良いこと



スッキリしませんか?




すごく適当に例を作ってみます。


テレビを買うことの「メリット」「ベネフィット」

「メリット」:様々な番組が見れる
「ベネフィット」:知見が得られる

テレビを売る時
「このテレビを買えば番組が見れます」
とアピールしても意味がないのです。

「このテレビを買い番組を見続けることで
 あなたは様々な時事問題を把握した
 知見のある大人になれるでしょう。」

こう言えば相手の心を動かし、
行動を起こせることができるかもしれません。




高性能カメラを買うことの「メリット」「ベネフィット」

「メリット」:綺麗な写真が撮れる
「ベネフィット」:注目を集められる

テレビと同じように
「このカメラなら物凄く綺麗な写真が撮れます」
と「メリット」だけをアピールしても買ってくれません。

「このカメラで撮ったトビキリ綺麗な写真を
 インスタグラムやTwitterに投稿すれば
 あなたはたちまち有名写真家になれるかもしれません。」

と、「ベネフィット」をアピールすれば
「メリット」をアピールした時より確実に
反応は取れるはずです。






まとめ

比較的「メリット」は思いつきやすいので、
「メリット」をリストアップしてから、

「メリット からの? ●●」
「メリット だから? ●●」

という質問を
自分に投げかけてみてください。

その「●●」の部分が、
あなたの商品の
「ベネフィット」になりますよ。

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admin

28歳2児のパパ、法人3社と飲食店を経営する現役WEBライター。大学卒業後、事業会社を経て独立し、現在は年商1.5億規模の事業を展開。「ただ稼ぐ」のではなく「家族に誇れる仕事」をモットーに、プロの視点で「モノ」から「コト」まで厳選した裏話を発信中。

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