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仕事が捗る!Happy Hacking Keyboard Professional BT

3月末から完全テレワークとなった筆者。

そして、仕事がライターということもあり、
キーボードはまさに相棒とも言える存在。

これを機に、前々から気になっていた
Happy Hacking Keyboard(HHKB)に、
手を出したくなってしまいました。

そんなわけで今年の初めに購入した、
Happy Hacking Keyboard Professional BT
通称「HHKB BT」を、1ヶ月間本気で使った
感想をまとめていきたいと思います。






結論から言うと「最高」

1ヶ月間使ってみた感想を先に言ってしまうと
「最高」の一言に尽きます。

仕事が捗りまくりです。
私はパソコンで文字を打つのが仕事なのですが、
なぜ今まで買わなかったのか後悔するほどでした。

オフィスでは会社が用意してくれている
一般的なキーボード、価格的には
2,000円以下のものを使っているのですが、
文字入力の速度が明らかに違います。

キーボードを変えただけで文字入力の
速度が上がるなんて信じられないかもしれませんが、
本当に早くなっているのです。

HHKBを使い始めた当初は、
キーマップやキーストロークの違いから
戸惑いながらの入力でしたが、

我慢しながら3日間ほど使っていたら
文字入力の速度が上がるのなんの、
ライティングの速度が爆上がりしました。



そして、これもまたHHKBの
特徴でもあるんだと思いますが、
キーを打ち込んだ時の打感が
最高に気持ちがいいです。

よく擬音語の「スコスコスコ」と表現される打感は
文字を打ち込むこと自体に快感を与えてくれるような
本当に素晴らしいものです。

ライターという仕事柄、
一日に何万回もキーを打ち込むのですが、
その行為自体が楽しいものに変わるというか、

もっともっとたくさん文字を打ち込みたい

HHKBはこんな風に思わせてくれます。
世界中のライターやプログラマーから
愛されている理由がはっきりとわかりました。






HHKBはライトユーザーにもオススメ

私はMacBook(無印)とWindowsが
入った自作デスクトップPCの2台を使っています。

HHKB BTを買った今年の初めは、
MacBookにBluetooth接続して「尊師スタイル」
なんて呼ばれる使い方をしていました。

写真のように、
ラップトップのキーボードの上から
HHKBを被せて置く使い方。

私が持っている2015年製の無印MacBookは、
バタフライキーボードと呼ばれるとても不評な
キーボードが初めて世に送り出された
モデルだと思うのですが、

HHKBを触るまで
この“薄すぎる”キーボードに
私は不便さを感じていませんでした。

むしろキーストロークが少なく
早く打てる上に静穏でいいな、
なんて感じてたり。

でもHHKBを使い始めてからは
その考え方がガラッと変わり、

MacBookでもあえて使いたくなるような、
HHKBの沼にドップリとハマってしまいました。

といっても、HHKBに触る時間は
1週間に2,3日、1回あたり2時間程度

これくらいしかPCに触らない人でも
買う価値のある非常に有用なキーボードです。






HHKBをハードに使ったら浮かび上がってきたデメリット

3月末から始まったテレワークで
私はHHKBのヘビーユーザーになりました。

毎日8時間以上、
HHKBで文字入力、作業をしているのです。

先ほど書いた通り、
会社で使っていた低価格帯キーボードより
明らかに作業効率は上がっていますが、

業務レベルでのハードな使い方をしてみると
HHKB BTのデメリットがいくつか浮かび上がってきました。

HHKBのメリットについては散々語ったので、
デメリットだけいくつか挙げていきます。

  1. 遅延が気になる
  2. Bluetooth接続が気になる
  3. 打音が気になる

ここからHHKB BTを
正直にレビューしていきますが、
総評としては「最高」のままです。


まず、「遅延」について

趣味レベルから業務レベルになった時に
一番ネックに感じたデメリットかもしれません。

ただひたすらライティングをするならよかったのですが、
有線マウスでの高速な操作に、無線キーボードではどうしても
ついていけないんだなと感じました。

そう感じるのが、例えばログイン時、
プライベートで使用するID,Password類は
暗記していることが多いですが、

業務で使用するID,Passwordは、
種類も多くPasswordも複雑、それぞれ異なるので
どこかしらにまとめてあります。

そこからCtr+Cでコピーしたものを、
ログイン画面でCtr+Vしたと同時にログインボタンを
マウスクリックする癖があるのですが、

有線キーボードでは出来ていたログイン操作が、
Bluetooth接続の若干の遅延の影響でHHKBでは
ワンテンポ遅くボタンをクリックしないといけません。

他にはExcelでのデータ処理ですかね、
複数セルを指定するためにShiftとマウス左ボタンを
ほぼ同時に押す癖があったのですが、これも遅延の影響で
それぞれ独立した動作が必要となりました。

Bluetoothイヤホンで
音ゲーができないのと同じ感覚ですね。

ちょっとしたことですが、
意外にフラストレーションが溜まります。

MacBookでは遅延は全く気にならなかったのですが、
それはたぶん使い方が全く違ったからでしょう。

ノートPCでは基本トラックパッドでマウス操作をするので、
デスクトップPCのようにキーボード操作とマウス操作を
ほぼ同時に行うような使い方をしていませんでした。

マウスも無線にすれば、
キーボード操作とマウス操作の反応のギャップは
気にならなくなるのでしょうか?


次に「Bluetooth接続が気になる」ことについて

私の環境がいけないのかもしれませんが、
1日中仕事でハードに使っていると、
かなりの確率で接続切れを起こします。

1日に1回は起こります。

HHKBで文字入力途中に
接続が切れてしまうのです。

接続が切れて文字入力できなくなることもありますが、
キーを打ち込んだ状態で接続が切れると悲惨。

最後に打ち込んだキーが、
PC上で永遠と入力されます。

kkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkk

こんな感じで。

たまたまDeleteキーを打ち込んだ状態で
接続が切れると、全部消えます。
Ctr+Zで戻せますが、焦ります。

接続切れは15秒くらいで復帰しますが、
本当にたまに、HHKBの電源ボタンを長押しして
再起動しなければならないことがあります。

有線のHHKBが欲しいです。


最後に「打音」について

私個人としては、
HHKBのスコスコする打音や打感は
とても心地の良いものなのですが、

テレワークでZOOMをしながら作業していると、
通話相手から「キーボード入力音が大きい」と
指摘をうけることがありました。

確かに、会社で使用していた
低価格帯のキーボードよりは打音が大きめですので、
静音リングなどで静音化したほうが良いかもしれません。






まとめ

私が感じたデメリットはこれくらいです。

酷評した気がしますが、総評としては
本当に良いキーボードなので、本当にオススメできます。

特にライターやプログラマーなど、
文字を打つことが仕事の人は、
一度手にしたら手放せなくなるような、

生涯、あなたの仕事の
相棒のような存在になってくれることに
間違いありません。

私は昔からHHKBの評判は聞いていましたが、
高価すぎるので手を出せずにいました。

ですが、今考えてみると、
もっと早く手にしておけばよかったと思えます。

テレワークが始まり、
自宅の作業環境を整えることがキッカケとなり、
HHKBを使い始めて本当に良かったです。






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