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Windows10 プロダクトキー

パソコンの動作に必須なOS

AppleのMacOS
MicrosoftのWindows
そしてUnix系OSのLinux

これらの中でも今日はWindows10について
私がパソコンを自作する上で
調べたことについてまとめていきたいと思います。




Windows10

Windows10は、
Microsoftが開発、リリースしている
PCと8インチ以上のタブレット向けのOSで、
2014年9月30日に発表されました。



ナンバリングはVista以後、7・8ときて
なぜか9を飛ばして10となりました。



PCを自作するとなるとOSはWindowsのほぼ一択になります。

Linuxを使うとしてもメインで使う方は少なく
サブOSでの使い方が一般的

MacOSは自作PCに入れること自体が利用規約違反です。



なのでPCを自作するなら
パーツと一緒にWindowsも買わなくてはいけないのですが、
一言にWindowsと言ってもHomeやProのエディションや
利用形態によっていろいろ種類のライセンスがあります。

わかりずらいWindows10のライセンス

OEM版
DSP版
Retail版
ボリュームライセンス版

それぞれのメリット・デメリットを紹介します。





OEM版のWindows10

家電量販店などで売っている
NECやDELL、富士通などのメーカー製PCに
最初からインストールされているWindows10です。

パソコン本体を変えたり
パソコンを構成している部品を交換すると
Windowsのライセンスも無くなります。



OEM版のライセンスには、以下の制約があります。

1.パソコン1台のみライセンス認証ができる
2.パソコンのパーツ(M/BやCPU,メモリなど)の部品変更ができない
3.Windows7、Windows8からのアップグレードはできない
4.導入にはクリーンインストールが必要
5.マイクロソフトの電話サポートサービスは使えない。

メリットもあります。
それは他のWindows10ライセンスに比べて安いこと。



OEM版には上記の制限はありますが、
これ以外の機能は通常のWindows10と同じです。

販売価格はその他のライセンスに比べて安めなので、
アップグレードを使わず、
パソコンの部品変更もしない、
サポートも要らないという場合は
OEM版が一番安くすみます。

パソコン本体ごと買い替えるという場合には、
OEM版はおすすめのライセンスです。





ボリュームライセンス版

ボリュームライセンス版のWindows10は、
企業などで大量購入する場合に割安で買えるライセンスです。

50台や100台のパソコンに一斉にWindows10を導入する場合などに使われるライセンス形態です。



ボリュームライセンス版はまとめて購入する必要があるので、
1,2台のパソコンにWindows10をインストールする個人ユーザーではまず使いません。






DSP版のWindows10

Windows10のDSP版は、CPUやメモリ、HDDやSSDなど、
パソコンパーツとセットで使うことが条件のライセンスです。

主に自作PCやBTOなどを取り扱うパソコンショップで販売されています。



DSP版のWindows10と一緒に購入したパーツをパソコンに組み込んでから
ライセンス認証を実行しなくてはなりません。

そのため万が一、一緒に購入したパソコンのパーツが故障したり、
パーツ自体を交換することになった場合、
Windows10のライセンスもなくなります。



次に紹介するRetail版より安いため
多くの自作PCユーザーはこのDSP版ライセンスを使っている印象があります。

パソコンのパーツが故障したり交換をしなければ良いのですが
今後パーツ交換やグレードアップを視野に入れている人には
DSP版ライセンスは向かないかもしれません。






Retail版のWindows10

Retail版のWindows10は、最も一般的なライセンスです。
制限がないためパソコン本体やCPU、メモリ、HDDやSSDなどのパーツを交換しても使えますし、
ライセンス認証を解除すれば別のPCでもライセンス認証をすることができます。

販売価格が高いのがネックですが、面倒なことを考えず自由に使いたいのであれば
Retail版のライセンスがオススメです。






現在使っているライセンスを確認する方法

コマンドプロンプト、またはPowerShellで確認ができます。

[shell]
slmgr -dli
[/shell]



slmgrコマンドにdliオプションをつけることで
Windows10のエディション情報(Home,Pro)
ライセンスの種別(OEM, DSP, Retail, ボリュームライセンス)
そしてプロダクトキーの一部と認証状態が表示されます。






まとめ

  • パソコン自体買い替え → OEM版
  • 安く自作PCを作りたい → DSP版
  • 自作PCをカスタマイズしたい → Retail版
  • 仮想環境やBootCamp → Retail版
  • 50台,100台単位で購入 → ボリュームライセンス版


  • Windows10のライセンスは種別によって
    値段も制限も違ってきます。

    初めて買う際は、安くないパーツですので注意して選んでくださいね。

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