数ヶ月前にLian-Liの高級アルミケースで、魅せるITX自作PCなるものを作りましたが、後に本格水冷化したかったためATX規格のPCを作り直すことにしました。
PC-Q39はとっても美しいケースでしたが、内部スペースがかなり狭く、不可能ではないのですが本格水冷の組み込みが難しく感じました。
例えば上部の120mmファン×2個を設置できるスペース、簡易水冷の240ラジエターは取り付けられたのですが、本格水冷用のラジエターはフロントパネルの配線に干渉して取り付け自体が不可でした...またマザーボードもITX規格ということで、本格水冷ようの大きな水枕が、VRMに干渉して取り付けられなかったんです。そんなこともありケースごと、(再度)大型化しようと思っていました。
自作PCの始まりが PowerMAC G5 のケースMOD
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PowerMac G5 ケースMOD 1
PowerMac G5 ケースMOD 2
大きすぎてコンパクトPCが欲しくて PC-Q39 で組み直し
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【自作PC】Lian Li PC-Q39
そして今回小さすぎるのを理由に ATX で組み直し
行ったり来たりしていますが、自作すること自体がとても楽しいので良しとしましょう。
今回組んでいくケースは、またまたLian-Li
台湾の高品質アルミケースメーカーです。
その中でもATX規格のミドルタワー型ケース
Lancool One Digital
片面強化ガラスやGen2 typeCが備わった、高機能かつ美しいケースをチョイスしました。前面のスタイリッシュさが目を引くケースです。
お値段はAmazonで13,000円程度
デザイン性機能性の割にはかなり安価なケースです。
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Lancool One Digital
前回の PC-Q39 もそうですが、一度Lian-Liを使ってしまうと他のアルミケースは使えません。本当に高品質だし美しいです。
さっそく組んでいきます。
まずはマザーボードから
ATX規格のを新しく買いました。
MSI X470 Gaming PLUS → Amazonで13,000円ピッタリでした
定価18,000円台なのに11フェーズ電源や8+4ピンのCPU電源を装備したコスパが良いゲーミングマザーボードです。
CPUは前回と同じ、
Ryzen5 2600X → Amazonで20,000円程度
Thermal Grizzlyの、繰り返し使えて超便利な熱伝導シート「Carbonaut」を乗せて...
→ Amazonで3,000円、これほんと便利
どこかの調査で世界一冷える結果がでたCoolerMasterの世界数量限定・本格水冷水枕「MasterLiquid Maker 240」を乗せて...
ビデオカードを準備していきます。
今回買ったのは
RADEON RX 5700XT
これは玄人志向のオリジナルファンモデルですね。
オリファンって言ってもPowerColorのOEMですけど。
将来的にはこのRX5700XT、EKの専用水枕をつける予定で、
ちょー格好いいですよね。
これはやくつけたい。
が。
この水冷水枕、リファレンスファンモデルにしかつけられない。
オリファンは2連や3連ががあるんですが、ビデオカードの基板自体が、リファレンスモデルと違っていたのです。買ってから気付きました。
つまり、
玄人志向のオリファンモデルにはEK水枕はつけられない。
ショックでした。
なので2枚目のRX5700XTを買いました。
メモリはバカ安Essencoreの
DDR4 2666MHz 16GB×4枚
64GBはマザーボードの搭載上限でもあり、
人権を得られる容量でもありますね。
早速組み込みます。
まずは右パネルを外し電源を設置
完成
本格水冷パーツが揃っていないので、CPUクーラーは純正にしました。
ちなみにマザーボード裏から触れるスペースが十分にあるので、いちいちマザーボードをケースから取り外さなくても、CPUクーラーの交換が可能なようです。
そんなこんなで、
ATX規格のミドルタワーPCが完成しました。
配線は仮で、本格水冷を組み込むときに綺麗にします。