多くの業界では、
お盆シーズン前にユーザーの動きが
活発になる傾向があります。
機会損失にならないよう、
KPI指標を確認しながら
計画的に入札強化を行っていきましょう。
お盆休み中はサイト訪問者数が少ない傾向にあります。
安価なCPCで効率的に配信できる機会になるので
先取を目指してボリュームを維持しながら
運用していきましょう。
リテール・ファッションは7月に、
人材・不動産は9月にハイシーズンを迎えます。
ハイシーズンに向けて流入施策を実施し、
優良な新規ユーザーを呼び込むことで、
CV数の最大化が期待できます。
人材
■サイト訪問者 ■CPC ■eCPM ■CVR
お盆シーズン前のCVRが高く、
CPCが比較的安価なうちに先行投資を行い
効率よくCV獲得しましょう。
9月のピークシーズンに向けて、
CPCが18%ほど上昇します。
CPCを挙げてライバルに入札で負けないようにしましょう。
ファッション
■サイト訪問者 ■CPC ■eCPM ■CVR
7月のセールでしっかりボリュームを確保できるように
CPCを強化しましょう。
セール前や、期間中に
CV最大化のための新規向けの施策や、
休眠の掘り起こしのための施策の
実施がおすすめです。
健康・美容
■サイト訪問者 ■CPC ■eCPM ■CVR
夏に向けて美容・健康に気を使うユーザーが多いため、
7月にCVRが高い傾向にあります。
7月時点でCPCをしっかり強化して、
CVの取りこぼしがないようにしましょう。
8月上旬までCPCは下降トレンドですが、
CVRは維持の傾向にあり、
8月末は中旬に比べるとCPC17%ほど上昇します。
8月でも予算を確保して配信を行うことで、
効率よくCVを獲得しましょう。
不動産
■サイト訪問者 ■CPC ■eCPM ■CVR
7月~9月にかけて徐々にCPCがあがるので、
こまめに強化をしていきましょう。
特に8月末から9月は
新居探しのユーザーが活発になり、
8月中旬に比べて9月上旬は
CPC12%ほど上昇します。
お盆の時期からCPCを強化して
ピークシーズンに備えましょう。
旅行
■サイト訪問者 ■CPC ■eCPM ■CVR
7月中旬からサイト来訪者が増え始めており、
9月の連休前にピークを迎えます。
9月のCPCは8月上旬に比べて約16%ほど
上昇する見込みです。
CV数最大化を図るため、
8月上旬からCPCの増強を推奨します。
小売り
■サイト訪問者 ■CPC ■eCPM ■CVR
多くの広告主は7月にサマーセールを実施する予定で、
セール効果の最大化のために、
セール前までCPCの強化を推奨します。
増税前の駆け込み需要でユーザーの動きが
活発になると予測されますので、
予算を確保して配信ボリュームを維持していきましょう。
まだサイトに訪問したことないユーザーを狙いたい場合は
流入施策の実施がおすすめです。
まとめ
これ、CriteoっていうYDNの配信面のトップシェアを誇る
ディスプレイ広告の会社が公開しているデータなんですが、
まとめると「夏はセールで激戦化するよ、9月までキツイよ」
って感じですかね。
それにどう対処するか、
今回紹介したのはCPC強化しか言ってない気がしますが、、、
Criteoが高機能すぎて利用者が触れる部分は
予算とクリエイティブと上限CPCしかないからなんですね。
トレンドに沿ったクリエイティブを入稿することなどでも
ユーザーにぶっ刺さる施策ができれば乗り越えていけるでしょう。