2019年7月某日、
我が家にこんなダンボールが届いた...
Lian Li
知る人ぞ知る、台湾のPCケースメーカーです。
特にアルミニウム製のPCケースの中ではとても高品質な作りで
値段は張りますがとても人気のメーカーらしいです。
自作PCに手を出した頃の私は、
AppleのPowerMac G5のケースMODを作り、
巨大なATXタワーに魅力を感じていました。
しかし数日で、"小型化" というテーマに
魅力を感じるようになり
Mini-ITX規格のPCを組むことを決意。
小型のPCケースを探していたところ
このLian Liのケースに一目惚れをし、
購入した次第です。
今日の記事では
私のMini-ITX PCが組み上がるまでの長い過程を
ご紹介しいていこうと思います。
ケース選び
まず、Mini-ITX PC を組むにあたり、
外観(ケース)から選び始めました。
ケースを選ぶ上でこれは欠かせない!
という私の中での判断基準は
・本格水冷に対応している
・高級感がある
・人と被らない
この3つだけでしたがなかなかピンとくるケースに出会えず、
オークションサイトやネットサーフィンで探し回っていました。
結構気に入っていた候補に Thermaltake の Core V1 とかがあったのですが、
これに決めようとしていた時に
Lian Li というメーカーに出会ったのです。
Lian Li のケースはどれも高級感があり、
カスタマーレビューではアルミの質感も良いらしく
このメーカーのケースが欲しいなと、急に惹かれてしまいました。
その結果購入したのがこのモデル
フロントの両サイドのフィンが特徴的で、
左側面が強化ガラスのこのケース
しっかりと240サイズの水冷ラジエターに対応しており、
魅せるコンパクトPCケースとして一目惚れしました。
そんなこんなで
我が家に Lian Li のケースが届いたのです。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、
本当に質感が良く大満足のPCケースでした。
サイドパネル等、全ての部品が
工具不要のワンタッチで着脱可能で、
メンテナンス製にも優れています。
ATXタワーケースで使っていたマザーボード等を売却し、
Mini-ITX規格の部品を注文し、
ウキウキしながらコンパクトPCの自作が始まりました。
パーツ集め 1
まずはITX用のパーツ集めです。
マザーボードは、ASRockの
X370 GAMING-ITX/AC というモデルを
バルクで買いました。
ここで私、
何を血迷ったか、
バルク品なんです。
これ後でとても後悔し、
別のマザーボードを買い直しました。
買い直す話はさておき、
X370でとりあえず組んでいきます。
マザーボードの裏にM.2スロットがあったので取り付けます。
ヒートシンクはケースに干渉し、
取り付けることができませんでした。
CPUと簡易水冷クーラーを取り付けて...
電源やストレージ類は
しっかりと裏配線です。
水冷ラジエターも取り付けて、
はい!完成です。
基本パーツはG5の
ATX規格で組んでた時のものを流用していますが、
結構気に入ってたグラフィックボード
SAPPHIRE NITRO+ RX580 が、
高さがありすぎて入りませんでした。
とても残念。
代わりに付けているものは
ZOTACのGTX1060
若干のグレードアップになるんですかね。
そして、この簡易水冷のチープさが少し気になります。
組み上がってからさっきチョロっと話した後悔が、、、
マザーボード、バルクなんでもちろんバックパネルがありません。
購入時は「裏だし見えないしパネル無くてもいいか」と考えていたんですが、
魅せるコンパクトPCとしてバックパネルがないのは致命的でした。
パーツ集め 2
ここでパーツの入れ替えを決意します。
で、集めたのがこちら
強そうな光るメモリと、
ASUSの ROG STRIX X470-I GAMING
そして、数量限定生産された
COOLERMASTERの本格水冷キット
自分の中で欲しかったパーツを惜しまず集めました。
特に MASTERLIQUID MAKER 240 は、
1年くらい前に国内数量限定で発売されたばかりの水冷キット
これも私は一目惚れでした。
どっかのサイト調べでは、
世界一冷える水枕なんだとか。
でも残念なことに、
結論から言うとまだ組めていません。
このキットで本格水冷を組んだら、
別の記事として紹介しますね。
それでは早速、
新調したパーツでコンパクトPCを組んでいきます。
マザーボードにRyzenのっけて、
水冷水枕を取り付けようとしたら、
VRMフェーズに干渉して取り付けるけることができませんでした。
Mini-ITXのマザーボードじゃスペースが足りなすぎて無理かな。
とても残念。
ちなみにCPUの上に乗っているのは
Thermal Grizzly が最近発売した熱伝導シート
これ高いけどなんども使えて
とっても便利です。
サイズがすっごくわかりづらいので
買うときは注意ですよ。
Intel 115xシリーズ
Intel 20xxシリーズ(Extream系) & AMD AM4
AMD TR4(Threadrippe)
RTX 2080 Ti ← 新しく出てた
仕方なく本格水冷は諦めて、
チープな簡易水冷で組みました。
完成
いや、美しすぎる。
メモリのLEDが眩しいけど、
ROGのロゴが控えめな、
でもしっかりと主張するようなオーラを放っています。
コンパクトでありながらそこそこのスペックを持って
それでもって魅せることもできる
Mini-ITXのPCが組めました。
この出来栄えにはとても満足です。
メモリ32GB使い倒せるように仕事頑張りましょう。